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長すぎる文章が続いていないか?(一文に一つの意味か?)

10月 11, 2022

WEBライティングにおける定説として「長い文章は読まれない」というものがあります。

これは、役所が書いているような難しい文章よりも、わかりやすく書かれており、読みやすい文章の方がいいという意味合いも含んでいます。少なからず、意味を理解するのに考える必要があるほど長い文章は、WEB上では好まれない傾向にあります。

ですので、わかりやすく、読みやすい文章を書けるようにする意味でも「長すぎる文章を増やさない」「一文を一つの意味にする(一文一義)」というチェックシート項目を設けております。

難易度は「★☆☆」と低めに設定しています。

単純に「長い文章ではなく短い文章にする」という意味では、難しいことや余計な表現を省略すればいいだけなので、作業自体は簡単です。また、難易度そのものの評価というよりは「そこまで念入りにチェックしなくても良い」という意図も含まれています。

ただし、記事テーマによっては「難しいことを説明するために長文にしなければならない」「長文でより正確な表現をしたい」という場面も出てくるかと思います。そういった時は、必ずしも一文一義にせずとも、キャッチコピーを活用して長文でも読んでもらえるように工夫するなど、別のチェックシート項目でより読みやすい文章に仕上げることが可能です。

 

これらの能力を身につけるために、より高難度のチェックシート項目を用意してますため、最低限の文章能力を身につけてる自負のある方は、以下のような項目に時間を割くようにしてください。

 

 

【記事全体】長文を減らすために確認したいポイント

一文を短くするには「書いた後に推敲する」が有効

ブロック単位で文章を捉える

短文を交えてテンポ良くする

【文章細部】一文一義にしてより読みやすくする

ここで紹介する項目は、必ずしもすべての文章に適用する必要はないですが、

一文一義か?(一文に一つの意味か?)

本チェックシート項目を確認する理由は「一文に一つの意味でないと読者はすぐに意味が理解できない」からです。

例として、以下の文章を見てみましょう。

天気予報で台風接近のニュースを見たので、外出を控えたいと思う。

この文章では「天気予報で台風接近のニュースを見た」と「外出を控えたい」という情報が混ざっています。一文で読んだ際、どちらの情報を伝えたいかが判断しにくいです。ですので、以下のような文章に書き換えます。

天気予報で台風接近のニュースを見た。外出を控えたいと思う。

一文で伝えたい事は明確か?

 

さらにこの文章を分解していくと、以下のような情報があると読み取れます。

  • (テレビを見た)
  • 天気予報のニュースを見た
  • ニュースでは台風接近が来ていると報じていた
  • 私は台風が接近していると知った
  • (台風時に外に出るのは危険だ)
  • なので、外出は控えたいと思う

この情報をすべて一文ずつで書いてみると、以下のような文章となります。

 

 

 

▼修正前の文章(Wordpressプレビュー)

▼修正後の文章(Googleドキュメント)

 

  • SEOライティングでキャッチコピーが有効なのは2箇所
  • その他にもキャッチコピーが効果的な部分はあるが、実際には入れる余裕はない
  • その理由は、他に優先したいことがあるからだ
  • コンバージョンの周りのキャッチコピーはセールスライティングの領域となる
  • そのため、SEOライティングとは別スキルとして扱い、本ページでは触れておく程度の紹介とする

 

文章同士の関係をわかりやすくする

無駄な情報は削る

 

 

要素が多い文章は箇条書きを用いる

 

まずはアンケート結果をまとめ、次にレポートを作り、最後に考察を入れて完成させてください。

 

一文一義が求められる場面とは?

初心者向けの記事

明確に「初心者向けの記事」だと設定している場合は、一文一義の短文を中心とした記事構成の方が向いてます。

ただし、初心者向けによりわかりやすくするなら、動画や画像を用いたり、スライド資料で図解も交えるなどの工夫がより効果的なので、文章表現のみに固執する必要は低いでしょう。

また、初心者向けであっても「一文が短いことが重要」なのではなく「文章の要素を事細かくして、論理的に説明したり、文章以外の伝達手段も活用し、誰にでもわかりやすくすることが重要」なので、初心者向けだからといって必ずしも文章を短くする必要はない点に注意です。

読解力が低い層がターゲットの記事

読解力が低い、つまり難しい文章や長い文章を読むのに慣れてない層向けにも、長文を控えた一文一義が中心の文章構成の方が向いてます。

最たる例は「ライトノベル」でしょう。

ライトノベルは、キャラクターのセリフが中心の文章表現で、脚本的な文章構成が主流です。
(※タイトルにもよります)

そうなった背景には諸説ありますが、少なからず、一般小説のように地の文で長文が出てくることは少なく、短文でテンポよく書かれていることが多いので、長文を読んで意味を考えるような読解力のあるターゲットは想定していないはずでしょう。

試しに、上記文章を、一文一義のキャラセリフ形式に編集してみます。

「そうなった背景には諸説ある」

「一般小説では地の文が長い」

「ライトノベルは地の文が短い」

「ライトノベルは読みやすさを重視していると聞いたことがある」

「読みやすさとはテンポの良さだ」

「長文を読んでいちいち意味を考える必要がある文章は、テンポが良いとは言えない」

このようにすると、まるでキャラクターが解説や推理しているようで、読みやすいと感じるかもしれません。

ちなみに、Wordpressではキャラクターが会話しているようなデザインにできるプラグインもあります。

そうなった背景には諸説ある

そうなの?

LINEなどの短文コミュニケーションに慣れた世代が対象の場合は、このような会話形式で一文一義の短文を展開するのも有効かもしれません。

※一文一義や短文にこだわりすぎると、総合で文章量が多くなったり、情報が薄っぺらくなりやすいため、私自身は、用いることが少ない+他人にも推奨しないやり方ではあります。

論理的な記述が求められる記事

ここでいう「論理的」とは「それぞれの情報要素を、順序立てて説明している」だと考えてください。

天気予報で台風接近のニュースを見たので、外出を控えたいと思う。

この文章を分解すると、実際には、以下のような情報要素も存在するはずです。

  • (テレビをつけた)
  • 天気予報のニュースを見た
  • 台風接近が来ていると報じていた
  • 私は台風が接近していると知った
  • (台風時に外に出るのは危険だ)
  • なので、外出は控えたいと思う

この例では、一般的に「台風=危険」という認識が浸透しているため「台風が接近しているので外出は控えたい」だけでも意図は伝わるはずですが、実際には上記のような過程が生じているはずです。ですが、説明しなくても伝わるのは「多くの人が共通の認識があるから」です。また「台風が接近しているから外出を控えたい」という結論に対して「台風が接近しているという情報をどう知ったか?」は、おおよそ「テレビかネットのニュースでも知ったのだろう」と推察できます。

ですが、これが「風が吹けば桶屋が儲かる」という途中の論理が想像しにくい理論であったり、「仕事では正確さよりもスピードが重要」と定説と異なることを主張する場合は、より論理的な記述でなければ理解されにくくなるものです。

ちなみに「風が吹けば桶屋が儲かる」は、以下の論理となります。

  1. 風が吹くと土ぼこりがたつ
  2. 土ぼこりが目に入ると盲人が増える
  3. 盲人は三味線で生計を立てようとするので三味線の需要が増える
  4. 三味線には猫の皮が張られるので猫が減る
  5. 猫が減るとねずみが増えてねずみにかじられる桶が増える
  6. 桶を売る桶屋が儲かって喜ぶ

ちなみにこの論理であっても「なぜ、盲人が三味線で生計を立てようとするのか?」「なぜ、需要が増えると三味線が増えるのか?」などの前提がわからない相手に対しては、さらに必要な説明が増えることになります。

このように「どこまで論理的に書くか?」「どのようにして論理的にするか?」は、以下のチェックシート項目でより詳しく解説しております。