SEOキーワードは含んでいるか?
本チェック項目では、SEOキーワードを含んでいるかどうかを確認します。
チェックシートでの確認時は「SEOキーワードの含め方」の項目をお読みください。
難易度は「★☆☆」と最低評価で、簡単にクリアできる項目となっています。
単純な話で「SEOキーワードを含むだけ」なら誰でも出来るからです。予め狙うSEOキーワードの指定があるライティング業務であれば、単にタイトルや見出し(hタグ)に指定のキーワードを混ぜるだけで済みます。
逆に言えば、SEOライティングにおいて、狙うSEOキーワードを含めないことは致命的なミスだとも言えるため、このチェック項目は必ず遵守し、見落としがないようにしましょう。
しかしながら、ただSEOキーワードを含めるだけでは、文章全体に違和感が出てしまったり、記事内容やユーザーが知りたい情報とマッチしない問題も出てきます。
そのため、突き詰めれば「SEOキーワードをいかに文中に織り交ぜつつ、文章表現としても違和感がなく、ユーザーの検索意図も満たすか?」という職人技のような領域ともなってきます。
とはいえ、SEO初心者であれば、まずそこまでこなせることは稀でしょうし、私自身、すべての記事に対してそこまで出来ているとは思っていません。
ですが、SEOライティングにおいては、シンプルに「狙ったSEOキーワードをしっかりと含めている文章を書く」ということが、基礎中の基礎でありながらも、最もSEO効果が高い施策の一つだと言えます。
ですので、本チェック項目は必ず満たせるようにSEOキーワードを含めた文章を意識して書けるようになりましょう。
ですが、SEOライティング初心者は、
「どうやってSEOキーワードを含めればいいの?」
「そもそもSEOキーワードって何?どうやって選べばいいの?」
と疑問に思われるかもしれません。
本記事ではそのような悩みに対して、初歩中の初歩を解説してきますので、ぜひともSEOライティングの基礎を身につけてみてください。
SEOキーワードとは?
そもそも、SEOキーワードとは何かという初歩から説明していきます。
SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略で、日本語にすると「検索エンジン最適化」となります。ほとんどの場合「Google検索(※1)の結果に表示されるための施策」を指します。
※1.なお、Yahoo!検索はGoogle検索エンジンと同じシステムが使われているため、Googleの検索エンジン最適化を行うことで、Yahoo!検索エンジンに対しての最適化も同時に行えます。他にも「Bing」などの検索エンジンがありますが、使用ユーザーが少ないことから重視されない傾向にあります。
SEOキーワードとは、このSEO(検索エンジン最適化)の際に「どの検索キーワードで上位表示を狙うか?」のための「具体的な検索時の入力ワード」を指します。
たとえば、仮にこの記事に検索エンジン最適化施すとして、どのSEOキーワードを狙うかを考える際に実際に検索エンジンに入力してみて、検索候補から「SEOキーワード 入れ方」を狙うと決めることができます。

実際に「SEOキーワード 入れ方」と以下の画像のような検索結果が表示されますが、SEOではこの検索結果に自サイトのページが表示されることを目的とします。

通常、SEO対策(またはSEO施策)と呼ばれる業務範囲では、サイト全体のシステム面やプログラム面でSEO対策を行う「テクニカルSEO」と、ページのコンテンツ(記事)内容でSEO対策を行う「コンテンツSEO」で分かれますが、コンテンツSEOにおいては「どのキーワードを狙うか?」が非常に重要になってきます。
このように重要なSEOキーワードですが、予め狙ったSEOキーワードで検索表示されることもあれば、自然に検索結果に表示されるようになって狙ってもいない意外なSEOキーワードで表示されることもあります。
狙っていないSEOキーワードで表示された場合は、後からSEOキーワードを変更してページ内容を書き換えることで、ページ内容と検索キーワードのギャップを埋めることもあります。
「Google Search Console」と呼ばれる解析ツールでは、現在の検索結果でのSEOキーワード表示状況を確認できます。
以下は、筆者が保有しているサイトにおける、SEOキーワードの解析データです。なお、Google Search Console上ではSEOキーワードは「クエリ」と呼称されます。

知っておきたいのは「どのSEOキーワードを狙ってどのようなページ内容にするかを予め決める」ことですが「必ずしも狙ったキーワードで表示されるわけでもない」ということです。
ですから、狙ったSEOキーワードで上位表示されなかったとしても、その労力が無駄になるというわけではなく、別のSEOキーワードで上位表示を再度狙い、集客につなげていく…というのが現実的な工程になるわけです。
本項目の要点をまとめますと、
- SEOキーワードとは検索エンジンに入力される検索キーワードを指す
- どのようなSEOキーワードで表示されるか前持って決めておく
- 決めたSEOキーワードで上位表示されるページ制作を目指す
- 狙っていないSEOキーワードで上位表示されることもあるのでGoogleSearchConsoleで現状を確認する
と、SEOライティングに携わる者が知っておくべき手順は、上記のようなステップになります。
【豆知識】SEOキーワードの選び方
原則として、SEOキーワードの選定には難易度を見積もるためにも、経験や勘が要されるため、本サイトURLをお渡ししている関係者に関しましては、まず私自身が率先して行います。
ただ、中にはSEOキーワードの選定から知りたいという方もいらっしゃると思いますし、自身でSEOキーワードを探したり選べるようになれば、ライターとしても、またSEO施策に励む事業者や担当者としての提案力も高まることは間違いありません。
SEOキーワードを見つけ出すためには、まず第一に「実際に思いついたキーワードで検索してみて、サジェストワードや検索候補も見てみる」というものがあります。次にGoogleの提供する「キーワードプランナー」を使う方法がありますが、こちらはGoogle広告の設定が必要で無料利用枠が限られている点には注意です。
その他にも「ラッコキーワード」のような大量のキーワードサジェストをしてくれるサービスや、Google拡張機能である「Extract People also search phrases in Google」という検索したキーワードに関連するキーワードが一括表示されるツールもあります。
これらのSEOキーワードツールを使ってみたり、常日頃から検索結果に関連して表示されるサジェストワードに意識を向けながら、自分が記事を書けそうなSEOキーワードを発掘する意識を高めておくといいでしょう。
SEOキーワードの含め方
ここまではSEOキーワードを含めるための前提知識を紹介してきましたが、ここからは実際にSEOキーワードを含めるための方法論について解説していきます。上記に紹介した前提知識を理解せずとも、ここで紹介する方法を使えば一定のSEO効果に期待できます。
ただ、後ほど紹介する「SEOキーワードを含める際の注意点」でも解説する通り、方法論にのみ着目して過剰にSEOキーワードを盛り込むことは逆効果なため、バランスには注意です。
【重要】タイトルに含める
SEOキーワードは、必ずタイトルに含めておくのが定石です。極端な話、よほど記事内容が狙ったSEOキーワードとズレてなければ、狙ったキーワードや近しいキーワードで検索結果に表示されやすくなります。
タイトル内にSEOキーワードを含めることは、工数も少なく手軽な上に、検索結果に表示された際にクリックされる確率が高くなるという点で、必ず行っておきたいです。
見出しに含める
見出し(hタグ)にSEOキーワードを盛り込んでおくのも定番です。
ただ、必ずしもSEOキーワードすべてを含むわけでなく、たとえば「SEOキーワード 入れ方」を狙う場合は見出しすべてに「SEOキーワード」は入れつつも、他の見出しで「SEOキーワード コツ」と他のキーワードを狙うという方法も定番です。
構成単位で見た場合には、以下のような例になります。
▼「SEOキーワード 入れ方」で上位表示を狙う場合の構成例
- h1(タイトル)|SEOキーワードの正しい入れ方を徹底解説!
- h2(大見出し)|SEOキーワードの入れ方
- h3(中見出し)|タイトルにSEOキーワードを入れる方法
- h3(中見出し)|見出し(hタグに)SEOキーワードを入れる方法
- h3(中見出し)|本文にSEOキーワードを入れる方法
- h2(大見出し)|SEOキーワードを入れる際のコツ
- …以下続く……
また、検索結果上にページが表示された際に、hタグへと直接飛ぶように表示されることもあるため、タイトル代わりとして機能することもあります。その際にも、タイトル同様にhタグにもSEOキーワードを盛り込んでおくとSEO的に有利です。
本文中に含める
本文中にSEOキーワードを含めることも定石です。
ただ、この場合は「見出しで書いたことを再度見出し内の本文で繰り返しすぎない」といったことに気をつけ、過剰にSEOキーワードを盛り込んでしつこくならないように気をつけましょう。
目安としては、本文内で狙ったSEOキーワードが5回~10回ほど登場すれば、十分だと言えるでしょう。また、タイトルと見出しにさえSEOキーワードをしっかり盛り込んだ構成であれば、本文内では意識せずとも自然とSEOキーワードが盛り込まれるはずです。
ですので、チェックリスト活用の際に「本文にまったくSEOキーワードが含まれていない」状態を避ける程度の意識で問題ないでしょう。
【上級者向け】共起語を含める
SEOキーワードを含める際に、共起語も含めておいた記事構成にすることで、狙ったキーワード以外での上位表示も見込みやすくなります。
共起語とはSEO関連の用語で、ある特定のキーワードが出現した時に一緒に出てくるキーワードのことを指します。ざっくり言えば「そのキーワードをWEB上で用いたり、検索する際に、共に使われることが多い単語」だと捉えてもらえればと思います。
詳しくは、以下の外部サイトをご参照ください。
https://gmotech.jp/semlabo/seo/blog/co-occurrence-words/
例としては「共起語検索」というサイトで「SEOキーワード」の共起語を調べた際に、以下のようなキーワードがリストアップされます。
キーワード(33) 検索(32) ツール(31) 対策(28) サイト(26) 無料(24) 表示(22) 分析(21) 情報(20) 順位(19) 上位(19) 調査(18) チェック(17) 記事(17) ページ(16)
コンテンツ(16) 機能(15) 一覧(15) 関連(14) サービス(14) 競合(14) 利用(14) ユーザー(13) 設定(13)
これらのキーワードの多くは、とくに執筆時に調べたわけでもないにも関わらず、本記事内に含まれている単語が目立ちます。
つまり、狙ったSEOキーワードに対してしっかりとした情報を記載すれば、自然に共起語が含まれる記事となるわけです。
共起語を無理してまで記事内に含める必要はないですが、記事内容がどうしても浮かばない場合は、共起語検索によって関連性の高いキーワードを調べた上で、記事内容に落とし込むといいでしょう。
SEOキーワードを含める際の注意点
ここからは、SEOキーワードを含める際に起こりやすいミスや注意点をご紹介していきます。
不自然にキーワードを含めて可読性を損ねない
SEOキーワードを含める行為は、あくまでGoogleの検索エンジン(機械)に対して「このページはこのキーワードで上位表示したい」と意思表明をするようなものであって、ユーザーに対しての文章とは違った役割を持ちます。
そのため、SEOキーワードを盛り込むことにこだわりすぎると、人間が読む際に不自然な文章となり、上位表示された後にもユーザーにしっかりと読まれずに、結果として検索順位低下の要因となります。ですので、不自然にSEOキーワードを盛り込み過ぎず、人が読んでも自然にSEOキーワードが配置されている文章を目指しましょう。
キーワードの検索意図をしっかりと推定する
SEOキーワードを含むことは当然ながら、そのキーワードで検索した人の意図やニーズを満たすページ内容でなければ、せっかくページまでアクセスしたにも関わらず、読んでもらえないこともあります。
ですので、SEOキーワードを含めると同時にしっかりとユーザーの検索意図も満たした上で、人が読んでも違和感がない記事作成を目指しましょう。
ただし、検索意図を満たす記事の書き方は、慣れや勘が必要になってくるため、まずは「SEOキーワードをしっかり含めた記事を書く」という点を意識しながら、徐々に検索意図も拾えるように訓練していくことが大事です。
https://web-writing-manual.com/check-seo-02/
記事内容とのミスマッチが生じないよう注意
これはどちらかというと、予めSEOキーワードを決めないままライティング原稿を作ったり、リライト工程に生じやすい注意点です。後付けでタイトルや見出しにSEOキーワードを盛り込んだ場合、記事全体としても違和感が生じたり、検索結果に表示された際にも検索されたキーワードとのギャップが生まれやすくなります。
ただし、これは明らかに現在表示されているキーワードとページ内容にミスマッチがありすぎる場合のみ、リライトするぐらいに留めておく程度で問題ないでしょう。
というのも、実際に検索されているキーワードとページ内容にミスマッチがあったとしてても、ユーザーが求めている情報である可能性はあるわけですし、いくつかのキーワードを拾ったページの場合、一つのキーワードを追いすぎてページ内容が狭い範囲になりすぎることで多くのユーザーの検索意図を満たせなくなるリスクもあります。
【重要】最低限タイトルだけでもSEOキーワードを含めておく
どうしてもSEOキーワードを含めた記事執筆が進まないようなら、最低タイトルだけでもSEOキーワードを含めておくだけでも、一定のSEO効果に期待できます。SEOを意識した記事執筆に慣れないうちは、記事タイトルのみSEOライティングを含めて調整するのも一つの手です。

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